2022/02/19 18:28
淡路島でたまねぎ栽培が始まったのは明治21年。約30年の試行錯誤を繰り返したのち、徐々に栽培面積が広がり、淡路島はたまねぎの一大産地となりました。
淡路島産たまねぎは、他の産地と比べて「甘みがつよく・やわらかい」という特徴が美味しさにつながっています。
その特徴は、土壌・気候が栽培に適していることに加えて、特有の栽培方法にあります。
淡路島では、他の産地より長い時間をかけて、じっくりと畑で成長させ、しっかり完熟させてから収穫。
さらに、通称「たまねぎ小屋」に吊るして、自然の風で乾燥させる習慣が甘みを強くしています。
また、そのやわらかさから傷つかないように、丁寧に作業していることも品質の良さにつながっています。
やらんか農園で栽培しているたまねぎは2種類。
①早生(わせ)種:新たまねぎとして扱われ、特にやわらかいことが特徴で、サラダがおすすめ。長期の貯蔵に適さないため、季節限定の味。
②中生(なかて)種:加熱すると甘みが増すため、ステーキやスープなどもおすすめ。貯蔵のしやすさも特徴。